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5月 10

相続の際に地主から今後は貸さないと言われたら?

借地権を相続するからと言って、地主が相続後に相続人に土地を貸すことを拒むことは原則としてはできません。借地権を譲渡、転貸する際には、地主の承諾は絶対条件となるのですが、相続の場合は譲渡や転貸にはあたらないので、相続をした後に地主に報告をしても無断譲渡や無断転貸などルール違反になることはなく、借地権の相続を理由に契約を解除することはできないようになっています。借地権の契約の設定の際に相続による借地権の継承を認めないと特約があったとしても、更新を拒絶することは難しいと考えることができます。相続が契約を解除する正当な理由にはなりません。

このような理由で相続時に契約更新を拒絶された場合には、借地権の買い取りを地主に請求することができます。基本的には借地権者は地主に対して借地権の買い取りを求めることはできないのですが、相続を理由に契約の存続を認めないというのは正当な理由にはならないので、買い取りを求めることができるようになっています。個人間で話し合いをしようと考えると思わぬトラブルになってしまう可能性があるので、こういった場合には、専門家に相談をすることで地主と借地権者の関係を悪化させることなく交渉を進めていくことができます。

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